【超端的紹介】本の読み方 速読術を否定する!現代では珍しい「遅読術」のメリットがこれ一冊でわかる

書籍紹介

こんにちわ、でぃらです!

今回ご紹介する本はこちらです。

内容紹介

本はどう読んだらいいのか? 速読は本当に効果があるのか?
闇雲に活字を追うだけの貧しい読書から、深く感じる豊かな読書へ。
『マチネの終わりに』の平野啓一郎が、自身も実践している、
「速読コンプレックス」から解放される、差がつく読書術を大公開。

「スロー・リーディング」でも、必要な本は十分に読めるし、
少なくとも、生きていく上で使える本が増えることは確かであり、
それは思考や会話に着実に反映される。(中略)
読書は何よりも楽しみであり、慌てることはないのである。
(「文庫版に寄せて」より)

序  ─本はどう読めばいいのか?

第1部 量から質への転換を――スロー・リーディング 基礎編

第2部 魅力的な「誤読」のすすめ――スロー・リーディング テクニック編

第3部 古今のテクストを読む――スロー・リーディング 実践篇

この本を読む3つのメリット

  • 速読が上手くいかない悩みが解消できる
  • 速読術であふれている中では珍しい内容で、「遅読」のメリットを学ぶことができる
  • 無理に多読しなくても、1冊をじっくり読んでもよいと思えるようになる

最も為になった一文

再三繰り返してきたが、量の読書は、もう終わりにしたい。
これからは、自分にとって大切な本を大切に読む読書をこそ心がけよう。

そもそも、今の世の中に溢れかえっている膨大な本は、どうがんばっても、一生の間に、その極々一部しか読み切れないのである。

ー『 第2部 魅力的な「誤読」のすすめ/「我が身」に置き換えてみる 』より

本の悪いところ、あえて!挙げるとしたら

  • 速読術を真っ向から否定しており、中には賛同できない意見があるかも…

『速読法のおかげで偉業を成し遂げたなどという例には、まずお目にかかることができない』という一文があるけど、全くいないわけではないような…

一人例を挙げるとしたら、「苫米地英人」先生かな。

気になる人は下の本と比較して読んでみると面白いかも…!

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関連書籍

全て同じ著者「平野啓一郎」さんが書いた本です。

数多くの小説を執筆されており、1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』で第120回芥川賞を受賞しています!

小説はどれも評価の高いものばかり、興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

おわりに

いかがだったでしょうか。

もう読み終わった方の復習に、購入する本を検討している方の参考になれば幸いです。

それでは、良い読書ライフを!

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